香川県琴平町【海・山・人をつなぐ、開運と繁栄の神宮】金刀比羅宮

四国・香川の象頭山中腹に鎮座する「金刀比羅宮」は、“幸運を引き寄せる、願いの聖地”として全国から参拝者が絶えません。そんな金刀比羅宮の主祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇。古くから航海安全や商売繁盛、五穀豊穣、病気平癒、金運、縁結び、学業成就など幅広いご利益で知られています。江戸時代から「一生に一度はこんぴら参り」といわれるほど、人生の節目や願いごとに訪れる人が多いのも特徴です。
御本宮まで続く785段(または786段)の石段は、金刀比羅宮参拝の大きな特徴。途中には門前町の賑わいや、五人百姓の加美代飴、こんぴら狗の像、旭社など見どころが点在しています。石段を「つらい」と思わず、笑顔で一歩一歩進むことが、幸運を引き寄せるコツと言われています。参拝後は、金刀比羅宮名物の「幸福の黄色いお守り」をぜひ授かりましょう。金運や健康、日々の安心をもたらすと評判で、ここでしか手に入らない特別なお守りです。体力や時間に余裕があれば、さらに583段を登って奥社(厳魂神社)まで参拝を。奥社はより強いご利益や厄除けのパワースポットとして知られています。
長い石段を登るうちに、日常の雑念が消え、自然と“無”の心になれるのが金刀比羅宮参拝の醍醐味。御本宮にたどり着いたときの達成感と、讃岐平野を見渡す絶景は、心に新しいエネルギーをもたらしてくれます。また、参拝のプロセスそのものが「心の修行」とされており、一歩一歩が自分の願いと向き合う時間になります。笑顔で、感謝と素直な願いを持って参拝することが、金刀比羅宮のご利益を最大限に受け取る秘訣です。
785段の石段を登りきった先にある絶景と静寂――金刀比羅宮で、あなたの願いと幸運がきっと結ばれますように。