長野県須坂市【慈眼の光に包まれる、幸運を招く妙徳山】妙徳山慈眼院髙顕寺

長野県須坂市、妙徳山のふもとに佇む妙徳山慈眼院髙顕寺は、「慈眼の光に包まれる心を清める観音霊場」として静かな人気を集める古刹です。髙顕寺は、今から約1250年前に開かれたと伝わる由緒あるお寺。本堂は江戸から明治にかけて修築され、現在も87代目の住職が法灯を守っています。境内に一歩足を踏み入れると、山の清らかな空気と静寂、そして長い歴史が醸し出す厳かな雰囲気に心が洗われるようでした。

髙顕寺には「大谷不動里堂」と「大谷不動奥の院」があり、いずれも大日大聖不動明王が祀られています。不動明王は災厄除け・心願成就・再生のご利益で知られ、特に奥の院は水の神や五穀豊穣の神としても信仰されてきました。山の清流や宇原川の水質の良さが、地域の人々にとって大切な恵みであり、ここで手を合わせると、心身が浄化される感覚を強く実感できました。参拝の際には本堂での瞑想体験も可能。最初は雑念が浮かびましたが、徐々に呼吸と姿勢に意識が集中し、心が静かに整っていくのを感じました。
また、不動明王の前で行われる護摩焚きは圧巻。赤々と燃える炎と太鼓・鐘の音、住職の読経が響き渡る中、願い事を心に唱えると、まるで煩悩や不安が炎とともに浄化されていくような感覚に包まれました。プライベートな護摩体験は、特別なご縁と心の再生をもたらしてくれます。

妙徳山慈眼院髙顕寺は、山と水、そして不動明王の慈眼の光に包まれる癒しと再生の霊場です。
参拝や瞑想、護摩焚きを通じて、心身の浄化や新たなエネルギー、そして前向きな気持ちを存分に感じることができました。
歴史や自然、霊的な体験に関心のある方には、ぜひ一度訪れてほしい観音霊場です。

慈眼の光と山の霊気で幸運を。