滋賀県近江八幡市【陰陽の龍が守る、清浄の社】藤ヶ崎龍神

滋賀県近江八幡市、琵琶湖の湖岸にひっそりと佇む藤ヶ崎龍神は、「伝説と絶景が交わる運気上昇とご縁の聖地」として、知る人ぞ知る霊験地です。藤ヶ崎龍神は、さざなみ街道沿いの細い砂利道を抜けた先、琵琶湖を背にした岩場の上に小さな祠が鎮座しています。鳥居の向こうには青く広がる湖と、対岸の比良山系、沖島、長命寺山の雄大な景色が一望でき、その美しさは平安時代の画人・巨勢金岡が「絶景すぎて描けず、筆を折った」という逸話が残るほど。この地はまた、百足退治伝説で知られる藤原秀郷（俵藤太）ともゆかりがあり、龍神と深い縁を持つ場所として語り継がれています。

藤ヶ崎龍神には、琵琶湖に面した「外宮」と、山側の岩の割れ目にある「内宮」があります。外宮には龍神様と弁財天様が祀られ、磐座には注連縄が巻かれています。内宮は洞窟状になっており、妙得龍神（白大蛇ともされる）が祀られ、陰陽の龍神が対をなす神域です。洞窟内はひんやりとした空気とロウソクの灯りに満ち、畏敬と癒しが同居する不思議な空間。参拝者は「自分にとって本当に必要なご縁や運気を導かれる」「願いを込めると自信が湧いてくる」といった体験談を多く語っています。私も、洞窟の内宮では、静寂とともに「願いは叶う、自信を持ちなさい」という心の声が響き、不思議と停滞していた物事が動き始める実感がありました。

藤ヶ崎龍神は、琵琶湖の絶景と伝説、そして龍神と白蛇の神秘が調和した唯一無二の聖地。
参拝を通して、運気上昇やご縁導き、心身のリセットと再生を存分に体感できました。
「自分にとって本当に必要なものを引き寄せ、不要なものを手放す」――そんな力強い後押しを感じた一日でした。

新たなるスタートに幸運を。